【体験談】転職エージェントって使うべき?実際に5社使ってみた結果

転職情報
  • 転職エージェントって活用した方がいい?
  • 転職エージェントって何をしてくれるの?
  • メリットとデメリットって何?

転職を考えた時、転職エージェントを活用する方がいいのかな?って思うことありますよね。

非公開求人を紹介してくれるなど、良いところもたくさんありますが、「実際はどうなんだろう?」って思っても、詳細までは載っていないことが多いですよね。

今回は、転職時に5社のエージェントとやりとりをした私が体験談を書きたいと思います。

この記事を読むと、転職エージェントの実際について知ることができます。

筆者の簡単なプロフィール

約10年、接客販売の仕事をしていました。
責任者を数年任されたり、裏方業務で求人に携わったり。

その後、自分のやりたいことを考え直し、30代で未経験分野への転職に成功しました。
結果としては、未経験分野7社の選考に進み、6社から内定を頂きました。

かどぺん
かどぺん

せっかく転職するなら、できるだけ自分の希望に沿った仕事に就いて、

充実した日々を送ってほしいです。

それが私の考えです。

なので、私がそれまでのキャリアとは異なる業種への転職に成功できた時、転職エージェントについて経験したこと記事にをまとめました。

それぞれの項目について、これから解説をしていきます。

転職エージェントの概要

転職エージェントとは

転職エージェントとは、簡単に言うと人材紹介会社の社員のことです。

面接を受けたい企業の間に入ってもらうことで、以下のようなメリットとデメリットがあります。

転職エージェントを活用するメリット

  • 自分の知らない企業をマッチングしてくれる
  • 面接練習をしてくれる
  • 面接日程の調整や辞退連絡などを代行してくれる
  • 給与の交渉などをしてくれる

転職エージェントを活用するデメリット

  • エージェントとの相性によって結果が変わる
  • 場合によっては、不採用になる確率が高くなる可能性がある

少し補足しておきます。

選ぶ人材紹介会社によって、エージェントが面接に付き添ってくれる場合もあれば、電話やチャットのみの対応の場合もあります。

もしエージェントに紹介された先に入社する場合には、内定先の企業から人材紹介会社に紹介料が支払われることになります。

そのため、面接で「ちょっと微妙だな・・・」と思われた場合は、その紹介料がネックとなって不採用になってしまう可能性もあります。

私や私の上司も、紹介料で採用を見送った例が多々あります。

ただ、よっぽど入社したかった企業であれば別ですが、紹介料を理由に不採用になるということは、入社後もうまくいかない可能性もありますので、そこにはこだわらずに進むほうがよいと思います。

転職エージェントを使ってみた経験談

さて、ここからは各エージェントとのやりとりについて記載していきます。

まず、最近は転職サイトに登録すると、オペレーターから連絡が来て、そのままLINE登録を促されて転職エージェントに引き継がれることが多いです。

私が登録した転職サイトも、ほとんどがその流れになっていました。

簡単な紹介

結論を言うと、私はCさんに紹介していただいた企業へ就職することにしました。
面接にも同行してくれ、いろいろ話を聞いてくださいました。

Aさんは、最初から面接後まできめ細かいフォローをしてくださったのですが、Cさんに紹介された企業に決めた旨を伝えた途端、強く引き留められたことで印象が変わってしまいました。

BさんDさんは、私が結論を出すまでは良かったのですが、「他の方から紹介されたところに決めた」旨を伝えても、何の連絡もなかったです。
今後またお世話になる可能性もあるのに、一言くらいあっても良いのにな、というのが本音です。

Eさんは数字を追っている感じが最初から強く、ヒアリングもあまりなし。
紹介される企業も見当違いな感じでした。
後にLINEで少し喧嘩をすることになります。

選考までの流れ

転職サイトへの登録 〜 LINE登録

転職することを決めた後、真っ先に複数の転職サイトに登録をしました。
理由は、『非公開求人』という響きに惹かれたからです。

電話番号の登録をすると、当日〜数日のうちに、様々なサイトのオペレーターから連絡がかかってきます。

大体、そこで

「これからLINEにご登録いただけますか?」

と聞かれるので、とりあえずLINEに登録をします。

もちろん、LINE登録ではなく電話でやり取りする業者もあります。
この時点で、悪い印象を受ける人はいませんでした。
ちなみに、この時点で転職エージェントと直接しゃべる場合もあります。

ヒアリング 〜 調査

さて、ここからが大変です。

登録したサイトのエージェントからの連絡に対応することになります。
向こうは複数、私は1人です。


ちなみに、この時点での印象はこんな感じでした。

好印象・・・・・Aさん、Bさん

普 通・・・・・Dさん

悪印象・・・・・Eさん

連絡なし・・・・Cさん

Cさんのいる転職サイトから連絡が来たのは、少し時間が経ってからだったと記憶しています。


この頃はまだ退職する前だったので、仕事が終わったら着信履歴を見て折り返したり、LINEの返事をしたりで結構大変だった記憶があります。

しかし、自分一人では探せないであろう求人情報を電話で教えてくれたりするので、「結構いいサービスだな。」と感じていました。

まず最初に、転職にあたって何を優先するか、つまり譲れない条件などをヒアリングされます。

  • 「給与はこのくらいがいい」
  • 「休みはカレンダーどおりでなくても大丈夫」
  • 「人間関係が良いところが希望」

など、こちらからも好き勝手に希望を伝えます。

その希望条件を基に、エージェントは近隣の企業をピックアップしてくれるのですが、この際、複数のエージェントから、同じ企業を勧められる場合もあります。

そういった企業は、本当に人気のある企業なのか、それとも人材が慢性的に不足しているだけなのか、自分でも調べてみる必要はあると思います。

同時期に、私は無料の口コミサイトにも登録をしていました。

そこで、エージェントから勧められた企業と口コミサイトの評価に差がないか調べていました。

エージェントとしては、早く面接までこぎ着けたいため、とりあえず「受けてみましょう」と勧めてきたりしますが、そこは自分のスケジュールを優先してください。

しっかりとした準備が大切です。

こういった温度感も、エージェントによって異なります。
自分に寄り添ってくれるエージェントなら信頼できると思います。


こちらがこの時期の印象です。

好印象・・・・・Aさん、Cさん

普 通・・・・・Bさん、Dさん

悪印象・・・・・Eさん

Cさんからも連絡があり、電話で話をしました。

BさんDさんは、『普通』にしていますがAさんCさんが好印象すぎたので、この位置になっています。どちらも対応は悪くなかったと思います。

面接日程の調整

他のエージェントとの進捗を別のエージェントと共有しながら、面接日程が重ならないように調整をしていきます。

最初から悪印象だったEさんからもいろいろ勧められましたが、

「ここ良いですよ!」

としか言わないため、具体的に何が良いのかさっぱり分からずでした。

大切なことは、企業を限定しすぎないことです。

転職にあたっての自己分析に関してはこちらの記事に詳しく書いています。


こちらがこの時期の印象です。

好印象・・・・・Aさん

普 通・・・・・Bさん、Cさん、Dさん

悪印象・・・・・Eさん

Aさんは対応がマメで、とても好印象でした。
相対的にCさんは『普通』になっています。

面接練習

企業によりますが、エージェントが面接練習をしてくれる場合もあります。

私の場合は、面接練習をしてくれたエージェントはAさん1人、電話でいろいろ面接を想定した質問をされました。

事前に履歴書を作成していたためか、割とうまく答えられたのですが、そこで自分の弱みも発見することもできますので、こういったサービスは積極的に活用してみてください。

この時期は、面接練習をしながら、他のエージェントとは面接日程の調整をしたり、履歴書や職務経歴書の作成をしたり、口コミサイトをチェックしたりしていました。


こちらがこの時期の印象です。

好印象・・・・・Aさん、Cさん

普 通・・・・・Bさん、Dさん

悪印象・・・・・Eさん

面接に同行してくれたエージェントはCさん1人、あとは皆、電話とLINEのみでした。

担当者が私の住んでいるエリアにいないこともありますので、そこは仕方ない部分もありますね。

後で判明することですが、Eさんは私の住んでいる地域の事業所にいたにも関わらず、一度も私に会おうとしませんでした。。。

まずは応募してみることも大切

時間と費用に余裕があるのであれば、片っ端から応募してみるのもよいと思います。

面接の練習にもなりますし、どんなことを聞かれるのか、どう答えたら反応が良いか、など、頭の中で考えるだけでは得られない経験が手に入ります。

辞退連絡 〜 引き留め

最初の面接がうまくいったので、私の中で面接は楽しみなイベントになっていました。

この時期も仕事をしながらだったため、限られた休日に複数の面接を入れ込むことになり、面接を『はしご』していました。朝、面接を終え、車の中で簡単に昼食を済ませ、次の面接場所に向かう・・・というイメージです。

この頃は、次々と内定を頂いていて、エージェントに「一旦考えたい」と答えを保留にしてもらっていました。

自分でも企業のHPを閲覧しながら、内定先を絞っていきました。
そして、ひとつの内定先に決めました。

エージェントも仕事なので、自分が紹介した応募先ではない企業へ入社の意思を示した際は強く引き留められる場合もあります。

ここでAさんから、とても強い引き留めに合います。

「本当にそこでいいんですか?」と、私が何を答えても何度も何度も食い下がってこられ、好感度が一気に下がってしまいました。

まぁ、私が逆の立場でもそうするとは思いますし、仕事なので仕方ないですよね。

好印象・・・・・Cさん

普 通・・・・・Bさん、Dさん

悪印象・・・・・Aさん、Eさん

この時期、実はEさんに紹介された企業の一次面接も通っていたのですが、Cさんに紹介された企業に行くことを決めたので、日数に余裕のあるうちにEさんに辞退希望の連絡をしました。

しかしEさんからは、「辞退するのはいいが、最終面接は受けてほしい」という旨のメッセージが送られてきました。

(どういうことだろう?)と戸惑ったのを強く覚えています。

「面接を受けても行く気はない」とはっきり伝えたのですが、

「社会人としてそこは行ってほしい」と言われました。

Eさんの紹介先を受けた後で心が決まったため、社会人として、先方に迷惑が掛かってはいけないので早めにご連絡しました。」という内容の長文を送り、Eさんと少し喧嘩になりました。

とても失礼な物言いだったため、Eさんが所属する企業の事業所にクレーム電話を入れたのですが、電話口の方も受け流すような対応で、非常に憤慨した記憶があります。

ということで、最終的な印象は以下のとおりです。

好印象・・・・・Cさん

やや悪・・・・・Aさん、Bさん、Dさん

悪印象・・・・・Eさん

今回は、転職時に5社のエージェントとやりとりをした私の体験談についてまとめてみました。

転職エージェントを使うべきか?という内容のサイトもよく見かけますが、5社使ってみた率直な感想としては、転職エージェントの力も借りながら、自分でもしっかり調査をするのがよいと思います。

結局は自分の人生なので、すべてを転職エージェントに丸投げするのはよくないと思いますし、エージェント側も困ると思います。

電話のみの対応だったりすると、顔が見えないのでイメージもしづらいですが、エージェントも同じ人間で仕事としてやっているので、こちらも素直に希望条件や本音を伝えて協力を仰ぐのがよいと思います。

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